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息をした瞬間
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作詞 有真澪 |
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生を進む君への贈り物
けれど私自身の手で渡せないでしょう
生まれた瞬間 息をしてなくて
幾度泣いて幾度ナイフを掴んだでしょう
それでもまだ生きていると言いきれますか
慰める言葉は水面に沈んでいく
だけど立ち上がろうとする君は 動かない
遠い彼方に叫んでみても 応えはない
生を確かめる度 身体が濁っていくよ
辛い過去は消えはしないから 泡沫へ
届け この言ノ葉
どこにいても私達 一緒
けれど証明できるモノなどないのでしょう
偶然じゃない 結びついた糸は
私達を導いてくれた天使のよう
それでも まだ生きていると思ったのならば
どうか奪わないでください 胸の内で
輝くように開くように希望を掲げて 進みたい
悪夢をくれた悪戯なら 融けていたい
生に手触れる度 溢れていく走馬灯
悲しい眼をした鳥達 羽ばたいて
許せ 私の罪
息をしてくれたなら どんなに嬉しいのか…
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