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君のいない誕生日
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| 作詞 有真澪 |
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君のいない誕生日会
どうして友達が来ても切ない？
18を迎える私を どうか祝福して…
出会いは些細な電車の中で
隣に座っていた私に話しかけてきた
話が合う人だと嬉しくなって
同じクラスだと知って笑っていた
天（そら）はどこまでも 冷たいまま
何も言わずただ全てを受け入れるかのように…
君のいない誕生日会
どうして友達が来ても切ない？
あの日は一生忘れない 忘れられない…
ある日いつも通りの電車降り
学校まで2人で歩いていた時の事
1匹の犬が道路に飛び出して
轢かれそうになっていたから 彼は
空（てん）は目を閉ざし 見つめもせず
ただ訪れた残酷な結末を見送った
君のいない誕生日会
まさか彼が庇い死んじゃうなんて
誰のシナリオでもないのに 静かに泣いた
2人 夜空を 眺めた誕生日に
くれた折り鶴は今でも大事にしてるよ
1匹の犬と１人の人間
ある１人の断末魔と誰かの悲鳴
私の手を握り 笑っている
泣くな、と言われても涙は止まらない
君のいない誕生日 友達と泣いた
ゼッタイに忘れないよ、胸に刻んだ
懐かしのあの日が来ると君の声が聞こえるよ…
【これが、最初で最後の恋】
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