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偽善同好会
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作詞 有真澪 |
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長閑で温かな光を浴びて
愛されてきた
夢を見ているように包まれる
僕らはそうやって
生まれてきた
行き交う人々 平和を絵にしたような
そんな暮らしが退屈で
だけどそれが一番良いのだと
父に叱られる
暗雲立ち込める月夜
足音に気付きもしないで
殺気というものを知らないで
嗚呼、やっぱ馬鹿だったんだ
綺麗だね 綺麗だよ
どうしてそんなに色鮮やかなの
桜よりも美しい….嗚呼、….嗚呼…..
雑音にまみれながら目を開ける
暗い部屋のなか
父母は何をしてるんだろう
布団から出てきて
居間をみたら
殺戮を知らない僕は
足音に気付きもしないで
ただどうしてこんなに血生臭いのか
嗚呼、やっぱ馬鹿だったんだ
綺麗だね 綺麗だよ
どうして、そんなに色鮮やかなの
誰よりも美しい…..嗚呼、………….
叫び声を上げる前に 身体の自由奪われて
耳元に聞こえてくる六文字からは憎悪が溢れてくる
一体、僕らの罪は何なのだろう?
「…殺してやる」
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