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賜る為に
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作詞 有真澪 |
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斬り裂いた闇の奥 光る眼が私を捉える
朽ち果てた木々の中 灯る刃の先端 虚空を見ル
許されない恋ならば 立ち塞がれど進むだけ
貴方の罪は愛されることじゃない
その手を以て殺めること
そして夜は歌うだろう 神の前
恐れらざる信仰の為に
ゆっくりと近づいた 震えた手が怯えているのに
嗚呼失うことすら 見えていないのだろうか 愚かしいわ
鋩が首筋を辿る もう既に遅いのに
貴方の光を私は打ち砕こう
刀が求めるは 純潔
そして空は奏でるだろう 許し給え
得られざる信愛の元に
感情を殺した
その首を掴んだ
雨が降り注ぐ中
貴方は笑っていた
貴方の罪は愛されることじゃない
その手を以て殺めること
そして夜は歌うだろう 神の前
恐れらざる信仰の為に
背後からの気配に気付けなかったのは
まだ愛していたからかもしれない…
視界を覆う雨粒に
慰められている愚かしい瞼
「さようなら…」
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