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狭きこの星空
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作詞 有真澪 |
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生まれてくる前の私
ただの星 見下ろす世界
貴方の姿を捉えて
ずっと見惚れておりました…
――傍でその笑顔を見たいと思った時から
運命は動き始めるのだろうか
焼かれた家を見て泣いていた少女
彼は優しく慰めてくれた
共に暮らす内に恋心抱いて
募らせる想い滲んでいくの…
その先にある不幸など知りもせず笑っていた
だからこそ楽しい人生だったのかもしれないと
ずっと、皮肉じみていた
貴方は私の友であり兄である存在
傍にいてくれるよね?手を繋いで星空見上げるの
―――ただ、一つの惑いさえ無くばふたりは…
背中ごし伝う孤独 揺れ動く 感情に
惑わされるまま 手は求める 貴方ではなく他人の彼を…
それが 思惑であると 知らずに 嗚呼、罪を犯すように…
去っていく背中は切なく冷たい 雨のように
ごめんなさい 私には貴方を選ぶ資格など無いのだから…
星空の下 泣いてばかりの 私を優しく慰めてくれたのに…
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