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えいえんのまぼろしのままで
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作詞 有真澪 |
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初めて手を繋いだあの日
恥ずかしそうな貴方の横顔を見た
嬉しくてスキップしたら
調子に乗るな、と叱られたけど笑った
暗闇に背を向けてもその闇は追いかけてくる
大丈夫だから前へ進めと貴方は私の背を押した
幻でもいいから会いたかった
離別なんて考えたくも無かった
ただふたりでのんびり暮らしたかった
仕組まれたものだとしても愛せた?
心の中の自分は嘘ばかりで
鏡の先の自分は泣いてばかりの弱虫
涙を拭う手が震えた
もどかしそうなわたしの指先が揺れ
ためしにキスなんてしたら
何をする、って慌てながら顔を背けて
可哀想な子だと言われた理由を考えた
だけど私は幸せ者だからどうして可哀想か分からない
そっか 貴方がいなくなったから
この手を握ってくれる人がいない
寂しくて冷たくて退屈な夜
気持ちを分かってくれる人はいない
心の中の自分は孤独だった
鏡の先の自分は泣いてばかりの弱虫
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