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赤い天使
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作詞 有真澪 |
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君は何処を彷徨う 大地を這う天使
翼捥がれ命を落とす事になっても戦うの?
現在【イマ】は平和な世界 散りそこないの花びら
だけど忘れられないあの日の出来事
夢みたいだと笑っていた でもずっと現実のまま
腕に抱かれて育った温もり忘れて
涙はもう流れない 私は全てを睨【ネ】めつける
剣を持つ右手がほんの少し震えた…
君は何処を彷徨う 大地を這う天使
翼捥がれ命を落とす事になっても戦うの?
果敢ない時代のなか 死んでいく仲間の
最期を見届けよう そして私は最後まで生きる
街は都会の光 溢れ出す幸せには
僅かながらの鮮血が私は見える
乾いた声で呼ぶ旋律 悲しげに微笑んでいた
愛を知らず生きても 剣を構えて…
涙は既に枯れて 狂ったように斬りつける
変わり果てた君を私は闇へ葬る…
君は何処を彷徨う 大地を這う天使
翼捥がれ命を落とす事になっても戦うの?
貧しい暮らしでも 不満などなかった
後悔も悲しみも 埋め尽くされるほどに切なくて
翼をもがれても生きていたい
血飛沫にまみれながら
翼をもがれても生きていたい
望みは天高く…
君は何処を彷徨うのだろう?
遠い地は見果てぬ蒼の世界
刹那の時を超えて瞳を閉じる…
君は何処を彷徨う 大地を這う天使
翼捥がれ命を落とす事になっても戦うの?
果敢ない時代のなか 死んでいく仲間の
最期を見届けよう そして私は最後まで生きる
もし戦いが無くて 平和に暮らせたなら
ありのままでいられただろうか 答えのない問いが
瞬く間に届き 叶うのならば
最期を見届けよう 私は君の分も生きよう…
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