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送虚の儘に
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作詞 有真澪 |
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貴方を奪う全てを許す事は出来ないでしょう…
虚ろな瞳は何も語らずに
かつてを思いだしながら
胸を引き裂いた
妖しく映ろう桜も何れ消えていく
彼も同じように消えていった
奪われる事の哀しみは谷底に
震えていた身体を抱きしめてくれる者も無く
哀れに見えるでしょうか?私の姿は
肌は荒れ果て腕は細くなり 瞳の先に骸骨の者を視る
刹那の間に星は瞬いた
命の尽きる砂時計
今も流れていた
微笑む事も出来なくなって消えた笑顔
彼も同じように瞳を閉じた
憎しみは誰に募らせればいいの
誰かの所為にしないと今にも崩れ堕ちそうで
哀れに見えるでしょうか?私の想いは
流星群のように瞬く間に 多くも一瞬で消えていくのだから
貴方を奪ったあの者は一体、誰?
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