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白い結晶
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作詞 有真澪 |
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差し伸べられた手を握る力も無く
光の先に見い出された未来を視る
朽ちた木々、緑を失い尚も在り
姿とは矛盾して今も生きている
空から雫でなく 白い結晶が降るのなら…
追憶が目覚めるその時まで一緒に眠りましょう
何処かでまた生まれる事が出来るのなら
また会いましょう、それほどまでに残酷な言葉を
まさか私が言う事になるなんて…
出会いはほんのささやかな一幕だった
其処から繋がる道標などと知らず
枯れた花、自分と重ねて目を閉じた
明日がこんなにも怖いなんて 思わなかった
天から泪でなく 白い結晶が降り注ぐ…
再会を願って次の世界まで共に往きましょう
何処かでもまた目覚める日が訪れるなら
さあ往きましょう、それほどまでに不透明な言葉が
こんなにも切なく映る事なんて…
「恐れないで」「だけど怖い」「赦してほしい」
最期の言葉はそんな事でなくて
濡れた瞳、貴方が見えなくなっていても
ずっと見届けよう自分の終わりまで
追憶が目覚めるその時まで一緒に眠りましょう
何処かでまた生まれる事が出来るのなら
また会いましょう、それほどまでに残酷な言葉を
まさか私が言う事になるなんて…
何時までも手を離さないで
繋がっている限り
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