|
|
|
葬月
|
作詞 有真澪 |
|
美しい夜に息を引き取った
傍らに居たけれど その手は冷たかった
悩める悪夢に眠りを妨げられ
永久の眠りこそ私の永久を奪うもの
葬列は言ノ葉も無く
冷たさが頬を伝う
寝顔が儚さを告ぐ
どんな命世も
哀しいほどに照らされたなら
私はこの世から去ろう
誰が誰の為に自らの命差し出して
守れぬもの守ろうとしているのか?
【ずっと信じていたから…】
闇夜を彷徨う時を死んで逝く
手を尽くしたけれど その手は冷たいまま
紅い雫に叫びを誘われ
明日の光こそ私の光を奪う事
葬列は月を認め
体が焼かれてゆく
哀れなほどに作られた笑み
私は背を向けて泣いて
誰が誰の為に自らの命差し出して
守れぬもの守ろうとしていたのか?
【宴は一夜に尽きる…】
失われし命…やがて流れて
私の心に隙間を生み出すだろう
哀しいほどに照らされたなら
私はこの世から去ろう…
|
|
|