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絶望愛恋詩
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作詞 有真澪 |
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朧月夜に叶うは何れの呪いか…
一つ 大事な人が別の人を好きになったら
この張り裂けそうな想いは届きますか?
もし届かぬのならば千切って見せよう
今日までの愛の言葉を…
二つ 濡れた瞼の視線の先にいるは貴方
どうして私よりも違う女に往き
私だけを見つめてくれぬのか問う
今日までの愛の言葉で…
刹那を通り過ぎれば心は冷えてゆく
満月を綺麗に映す鏡は割れたまま
私すら映してはくれないのでしょう
眠れない夜は一人 毛布に包まりながら
今までの愛に爪を立てながら 嗚呼募らせるは呪い…
三つ 照らされた明かりの下で貴方を見付ける
知り合いの娘と口づけを交わす姿
私への言の葉は嘘だった
想えば残酷な詩
四つ 涙すら出ない瞳は枯れ果てたままで
真実すら分からないまま沈んで
信用という言葉すら理解出来ず
今日までの時を閉ざそう…
未来や現在という言葉は聞きたくない
耳を堅く口を硬く瞳を固く
すべてを閉ざして今日がまた終わってゆく
眠れない夜は一人 音楽も聴けない耳で
今までの愛を口ずさみながら 嗚呼募らせるは愛欲…
忘れないで貴方を憎む一人の女の事を…
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