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死の少女
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作詞 有真澪 |
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今 私の胸に刻まれた赤い罪のシルシ 覚醒する
何処に往けば迷宮から出られるの?
求める度に酷い頭痛に侵されていく…
だけど哀しみに塗られた想いを閉じ込める
感情のない人形は 鋭利な刃物を握って
愛を知らぬまま答えを踏みにじった悪魔のように
嘲笑う影が見える…訪う どうか私を殺めないで
孤独を知ったからどんな苦しみよりも天使のように
微笑む事を選ぶの…羽ばたけ 未来の世界を見つめて
良かれど悪けれど十字架に誓う赤き印を結ぶのでしょう?
今 私の閨に張り詰めた紅い夢の中で 覚醒した
其処を彷徨う度 涙こぼれて
思い出す記憶の淵に彩られていく…
ならば嘆く代わりに抱きしめよう その欠片
抑揚のない人形は 避ける事もなく切り裂かれ
後悔を引き摺りながら悲劇の乙女は彷徨い果てる
滲みだす血が滴り…壊れる どうか私を喰らわせずに
残酷な詩に乗せて詩人は狂愛を詠い続ける
それこそ私の事ね…見つめて 今日より明日の貴方を
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