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無生
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作詞 有真澪 |
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最高のご褒美がもらえると思っていたのに
なにもない無力感が褒美だと言われたのは何故だろう
夢の中で彷徨う僕というリアルな存在が邪魔だったから?
たとえば、という例を用いる時は刻んで
なにもない大地の真ん中で叫ぶような爽快感がなくて
ストレスに塗れながらまた1ページの僕という存在を刻んでいく
この両目が見開かれた時 明日がまた荒んで見えるのか…
理解できない脳みそが叫んでいる 一人の世界に自分を閉じ込めて
ずっとずっと…大いに哂うんだろう? もう一人の僕よ
恐れない事がひとつの事実となれば勇気に変わり
やがて変化のない日常への不満に変わり
最後には終りの無い地獄が待ち構えているんだ
気付けない事が嘘なんかじゃない 日常が嘘なだけだ
都会に埋もれていく度 心が張り裂けそうな緊張に襲われて…
空は青いはずなのに僕の見る空だけはいつも灰色だった
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