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タイトロープ
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作詞 St.TALL |
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澄み渡る青空を 窓越しに見上げては
穏やかすぎる時間(とき)に 僕は身を任せてる
ふらつき隠しながら 黙って歩いてきた
不安定なタイトロープの上を 何もない表情(かお)をしてさ
いつかは辿り着けるはずだと 信じてた桃源郷になぜか
明日にでも行くのだと 生き急いでいた
失うことに怯え 肌身離さずにいたけれど 失ってみれば
特に不自由もなく 生きていけることを知った
たいがいはそんなもん
だれかがドアを叩く 眠ったふりで迎える
あなたのその優しさ 痛いけど嬉しくて
僕が持たないものを 持っている人たちが
羨ましく「それが僕にあればな」なんてただの言い訳で
本当は僕にもできることを 僕にしかできないことを探す
五里霧中な旅から ただ逃げていたんだ
タイトロープの上で 足を踏み外してしまった 僕はついに落ちた
ひとつも無くさぬよう 抱え込んだままでいつしか
大事なものを全て無くしてた
Who am I ? もういちど 確かめる 僕は誰で何者なのか?
季節を問わず走り続けた僕に 訪れた休み時間さ
扉をあける時期(とき)は 少し先でいい
失うことに怯え 肌身離さずにいたけれど 失ってみれば
特に不自由もなく 生きていけることを知った
大事なものはまた作ればいい
タイトロープの上で 足を踏み外してしまった 僕はついに落ちた
あなたがドアをたたく 僕は眠ったふりしながら
かけがえのないあなたを感じてる
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