|
|
|
散る、散る、満ちる。
|
作詞 箱庭 |
|
春が一雫。
今日も何も見つからない。
僕はいつも空っぽで、
空気みたいに漂うだけだ。
ああ、忘れられたら楽だったな。
いつまでたっても君が足りない。
桜色。落ちていくみたいに、君を想う。
誰が拾い上げてくれるだろう。
散っていくのは、きっと僕。
ずっと探してた。
子どもみたいに待っていた。
どこにも行けない僕の上、
泣いてるみたいな青空の下。
昨日、いつかのあの日の夢を見た。
蒼い鳥には逢えないままだな。
桜色。降り注ぐみたいに、君を想う。
酷く頼りない僕の中。
満ちていくのは、いつも君。
桜色。鮮やかで何もない、春に想う。
いつか、願はくは花の下にて。
散っていくのは、きっと僕。
満ちていくのは、ずっと君。
|
|
|