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大好きなひと。
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作詞 伊都 |
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ああ、ねえあたし、きみが好きだよ
自分のこともよく分かんないけど、
きみが、好きだよ
言葉にしたら軽くなるから、
絶対に言葉にしてきみになんか言わないけど、
あたし、きみが、好きだ。
困ったときに焦ったように髪をかく仕草とか、
びっくりしたときにまん丸になる目とか、
誰よりも友達を大事にするところとか、
ちゃんと目を見て話すとことか、
よく分かんないくらいに、愛しいと思う。
でももうそろそろ、終わりにしたいんだ。
きみを思った時間は幸せでした。
でももう、前に進みたいと思ってしまったから。
もうこの切ない距離に、
耐えきれないほどの思いを抱えてしまったから。
きみはあたしじゃなくて、
もっと可愛い人が好き。
知ってるから、どうしようもなかった。
踏み込んだら、この気持ちいい距離も、
手を伸ばして守ってもらえる関係も、
無くなってしまうと分かっていたから。
好きになってくれなくてもいいの
ただ最後に少しだけ、謳うから。
ねえ、少しだけ、答えて。
「私が友達で、よかった?」
こんなに重い、友達なんて
多分もう一生できないでしょう?
ねえ、最後に。
最後にするから
またあたしに少し、
笑って。
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