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灯火
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作詞 深琉 |
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あったかな笑みの貴方が今日、この世を去りました。
貴方の笑みを見るたびに、どこか安心出来た僕がいました。
貴方がそばにいて
貴方と共にいて
僕が分かったことは一つだけ。
僕はこれから貴方のいない、この世界で強く生きていこうと思います。
時にはくじけてしまうこともあるかもしれないけれど
そんな時は貴方を思い出して、歩いて行こうと思います。
額にいれた写真を取って、定期入れへと入れる。
これからは行く時も帰る時も、どこか遠くに行く時も共にいれるように。
貴方がいれば安心出来る。
……あぁ、でも。
泣きたい。
まだ、涙を流せていないから。
僕はこれから貴方のいない、この世界に踏み出します。
時には挫折してしまうこともあるかもしれないけれど
そんな時は、音楽でも聴いて、休憩を。
Ah …
貴方のなきがらを見て実感する。
白い姿をまとい、黒い姿で貴方を送る。
後悔はつのるけれども、もうどうしようもなく。
流れなかった涙が今では止まらない。
とめどなく流れる水が、貴方の顔を濡らして、床を濡らす。
貴方が逝ってしまって僕が分かったこと。
―それは、貴方が僕を愛してくれて、僕も貴方が大好きだったということ。
貴方は僕の心の灯火でした。
貴方は僕にとって心の支えでした。
ありがとう。ありがとう。
僕は今日から頑張ろうと思います。
いつかは―貴方がそうだったように―他の人の心の灯火になれるように。
時にはくじけてしまうこともあるかもしれないけれど
そんな時は、貴方を思い出して前に歩いて行こうと思います。
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