|
|
|
ティラミス
|
作詞 ACE |
|
止まりかけた時がまた刻み行く
未来を削り過去は更新する
隠れてく日常を探し出せば
思い出は痛みで顔を腫らす
深い水溜りに思わず飛び込み
崩れた水面はしぶきを上げた
あの日くれた甘いティラミスだけが
頬を綻ばせ夢を見せてくれた
もう一度フォークで運んでくれたら
消えてしまうぐらい噛みしめたいよ
作り出そうと繰り返してみても
同じものが生まれるわけじゃなくて
水で流し込んだはずのあの味
好きと嫌いの狭間で迷ってる
また誰かに甘いティラミスだけを
求めるだけの日々を送っていた
降り注ぐパウダーが視界遮り
埋もれてしまえば息はもう出来ない
何度も甘い味を重ねれば
ビターな色に染まっていくだけ
あの日くれた甘いティラミスだけが
頬を綻ばせ夢を見せてくれた
もう一度フォークで運んでくれたら
消えてしまうぐらい噛みしめたいよ
|
|
|