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マフラー
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作詞 ACE |
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鮮やかに染まる一本の赤い糸
二人肩寄せて共に編み始めてた
丁寧に絡ませていたはずだけど
次第に他の事にお互い目がいく
飽きるほど長く終わりが見えないから
どこかで躓く事もあるのだろう
微妙にズレ出す作りかけの形に
溜め息が拍車を掛けるように揺らす
君は立ち上がり少し場所を移った
すぐに戻って来ると信じていたけれど
退屈な日々を繰り返した先には
自由を求める心がただ待ってる
投げ出されたのはこの寒い季節から
遠ざけるためのしとやかな温かさ
暗闇を照らす一本の青い筋
悲しく光った未完成のマフラー
不安定な感情で放り捨てれば
どこかにぶつかり途中で切れてしまう
壊れたものをもう一度くっつけても
歪な姿はもう隠し切れない
暑すぎる日々を繰り返した先には
冷え切った風の吹く場所が待ってる
もうすぐでそこに辿り着いてしまうよ
描いた夢は色のついたまま枯れて
この身体を頑なに縛り付けてる
糸を全てほどけば楽になれるかな
退屈な日々を繰り返した先には
自由を求める心がただ待ってる
後ろを振り返らずに進んでみれば
春がまた訪れるのかもしれない
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