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砂時計
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作詞 麗智琉 |
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『手を止めて
空を見上げて
凍えるような輝きをこの手に』
一面 白に染まった大地の立って
足が踏みしめた感触を知った
透明な雫に打たれて
冷たさに目を細めてみた
この気持ちも遠く失くなるなら
知ったもの 全てを砂の雪崩の中へ
時間の流れるはやさを知って
ガラス詰めの砂の落ちる速度が時間だと言うの?
窓にもたれかかって
もう二度と来ることのない完成(たんじょう)の瞬間を夢みて
私は言う
「時間切れだ」
夜の暗闇を見つめて
これが恐怖の塊だと言われる理由を探求(解析する)
この機械(いのち)の限界を知って
壊れる寸前に落ちてる砂の速度がバラバラになる
崩れ落ちながら
もう一度見たい白銀の景色を思い浮かべながら
私は言う
「時…間切…レ………」
『手を止めて
空を見上げて
凍えるような輝きをこの手に』
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