|
|
|
時の輪郭 夢の一瞬
|
作詞 麗智琉 |
|
止まった時を眺めたまま
騒音の真ん中で 僕のこの声は聞こえるのでしょうか?
外して逸れた 鉛の弾丸が
僕の心を何度も 通り抜けてゆく
僕を小さな存在がと言いますか?
闇に近いその濃紺の中心(なか)
僕を嘘つきだと 罵りますか?
「大人だって勝手だ」と言い訳はしないけれど
冷えた空気吸いこんだら
自分のあたたかさを知り 苦しくつらいを思うのです
外れて逸れた 言葉の刃が
僕の心を何度も 突き刺してゆく
僕をくだらない生命(いのち)だと言いますか?
尊いなんて言葉似合いませんか?
僕が見つけた 希望のダイヤ(原石)の輝きは
真っ直ぐな地平線をなぞり続けてます
僕は小さな存在なのでしょうか?
闇に近かった濃紺の星空の下
僕の小さな希望の光を
消すように塗られていく壁を見たのです
雪のように溶けた 嘘を嘘と云わないで―。
|
|
|