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「やさしい夢」
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作詞 烏丸りん |
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なんて怖い夢を観ていたの
心を支配したひやりとした感覚
あなたが私に恐怖した…
そんな終末の夢
周りはいつだって言うの
“過剰”なのだ、と
そう いつだって私は猫の眼(まなこ)に包まれる行為に身を投じているから
わかってるよ
わかってるよ
いつだって心で決意する
「さようなら」
口にすれば簡単なのに
夢からまた抜け出せない
いつになったら私はあなたを主体に出来るの、とまた心の中で涙を流す…
あなたはどう思っているのか…気持ちを確認するたび自分は罪人ではないかと
一人崖の前に立つ
優しいあなたは身を投じる私にいたって親切だね
なんて言えばいいの 嬉しさと現実が頭を交差する
わかってるよ
わかってるよ
私は正しくない
正しくない私は楽園から追放される身なのだ
自然な流れだよ
でも なぜなの
なぜこんなにあなたを欲するの
いつになったら私はあなたを縛らなくて済むの、とまた心の中で涙溢れた…
こんな感情等捨てて…しまいたい
こんな感情等…要らないのだ
“記憶のカケラ”としてアルバムに貼り付けたい
…なのになぜ また独りよがりとなってしまうの
わかってるよ
わかってるよ
そろそろ夢から醒めるべき
“現実を見よ”
“臆するな”
“体感せよ”
信じるよ…
明日にはきっと割り切ってみせる
もうあなたを傷つけない
もうあなたを欲しないから
「ごめんね…」
そう呟いて私は明日 深淵から旅立つ
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