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居ない今
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作詞 雛岼杏 |
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暗闇に包まれた
私の心を貪って
紅に染まる
貴方を見ていたの
散りゆく華弁(はなびら)
もう柩は燃える炎の中
最期(うんめい)の夢(とき)へと
そっと溶けてゆくの
貴方の影が消える
荊の姫の声と共に
私は貴方の
器を触れ遊ぶ
そっと零れてく
紅蓮の色をした液体を
そっと見つめてる
私は何なのでしょう
翡翠の胸に光る
龍の涙は一滴(ひとてき)も
乾くことも無く
微笑を浮かべているの
貴方の知らない
葵空(あおいそら)見上げる1月の
苦しさ孤独を
2人で歩いていくの
胸に刻まれた
黒くくすんだ傷跡を
埋めてゆくのには
時間がかかるのでしょう
時計の秒針を
いままでどれだけ見つめただろう
待っててね 3人
綺麗なリボンで結(ゆす)る
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