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ハタラキネズミはドアノブにて
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作詞 AJIDA-SAB |
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ドアノブに下がる首吊りロープ
あるネズミがここで生を終えた
誰もそんな事に興味は持たず
存在すら気付かずにドアを開けた
ただ生きようと駆け回っただけ
そんなネズミの生が誰の何になる?
彼は立ち止まってしまった、考えてしまった
そこにいるだけで嫌われる自分の存在
何がこんな世界にした?全ての命はフラット、鉄の塊が言う
誰がこんな自分にした?全ての命はフラット、肉の塊が言う
干からびたネズミの顔はもう誰にもわからないまま
気にもされずにゴミ袋に放られていく
それがお前の全てだろうか
”ネズミの死を悼む者はいない”
その心に怯え、死んでいく事が怖くて
150mlのペットボトルで命をつなぐ
”ネズミの為に泣く者はいない”
その言葉に怯え、棄てられることが怖くて
150mlのペットボトルで命をつなぐ
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