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雨と時計
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作詞 せろ。 |
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雨音は鳴り止まず
頭の片隅で響きます
ぴったん、ぴったん、響きます
最後の言葉忘れられず
涙は伝って落ちていきます
ぽったん、ぽったん、止めどなく
時計の短い針ですら
駆け足で過ぎていく
鏡を叩き割ったって
そこは不思議の国なんかじゃなくて
この小さな部屋と同じ
ひとりぼっちの、私の世界
爪先浸した絶望に
いちいち名前を付けてる、暇つぶし
だって悲しいんだもん
だって苦しいんだもん
逃げちゃいたいよ、
ど こ に ?
どんよりした青が見下ろして
また悲しくなった
誰でもいいよ、
連れ出して!
嘘。
あなたがいいよ、
雨音も時計の針も
鳴り止まない、鳴り止まない
頭の隅響き続ける
ぴったん、ぽったん、カッチン、コッチン
部屋の中
ぐるぐる廻る
踊ろ、るらら、るらら、るらら
さ、よ、な、らってまだ言えない
ひとりでもまだ・・・まだ・・・
ああ・・・
ぴったん ぴったん
ぽったん ぽったん
カッチン コッチン
カッチン コッチン
終わらない、終わらないで
始まらない、始まらない
ぐるぐる廻る、いつまでも
踊ろ、るらら、るらら・・・
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