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ハルカゼ
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作詞 結城隆行 |
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春風に吹かれながら 髪形を気にして
また今日も一日が始まる
恋をしたあの日と似たような日差しが
僕の道を照らすたび
出会ったばかりの二人の面影が
目の前をスルーしてく
君の好みも 君の弱点も
まるで知らない僕はいつも手探りで
たまに大胆に 肩を抱き寄せ
困ってる細い手を握るんだ
微妙な鼓動の変化を 指先で感じてた
春風に吹かれながら 君の隣を歩く
今年も桜が綺麗
薄紅の絨毯の上 どこまでも青い空を
きっと来年の二人も見てる
予定は未定に終わる 明日へバトンタッチ
疲れた瞳は互いにもたれたまま
一つの夢を見てる
離れたりくっついたりを繰り返しても
嫌いにはなれないし
すれ違いも今ではなくてはならない
思い出に変わったんだね
君の痛みも 君の強がりも
知らんぷりしてきたわけじゃないけど
それでもたまに 考えちゃうんだ
煮え切らないこの胸の中身を
すくいとるスプーンが欲しい 隙間風が朝を告げる
春風に吹かれながら 髪形を気にして
また今日も一日が始まる
桜が舞い散る歩道 そっと手を放したら
また会う約束をしてサヨナラ
春風に吹かれながら 今日は一人で歩く
君のいない景色は ただ綺麗なだけ
そんな自分に笑えた 木曜日の午後
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