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未来行列車
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作詞 結城隆行 |
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目の前にある線をまたげば
君のいない世界へと連れ去ってくれる
列車の入り口
一歩踏み出せる所まで あと一歩
その一歩が前に出ない この思い出だけ
消してしまえたら
僕は先頭車両 君は最後尾
ほんの些細な好みの違いで
じゃれ合っていたのが 可笑しい
二人のレールは初めから同じ方向など
向いちゃいなかったんだ
脱線を繰り返してようやく出会えたのが
君だったのに…
ついに踏み出したその一歩は既に
君との距離をこんなにも遠くしてしまった
そして今僕は
列車の最後尾へ向かっているよ
扉を一つ抜けて 二つ目も抜けて
乗客を掻き分けて
別に君が居ないと困ることもないし
後悔もしてないけれど
ただ僕がここに居るのは君の景色を
見てみたかっただけ
トンネルを抜けて 異変に気づく
僕は今泣いてるのか?
何故だろう ようやく一人に なれたのに…
やっぱり君が居ないと不安でたまんないよ
これ以上強がるのは無理だ
僕は馬鹿だったんだ 一番大切なのは
君だけだったのに
列車は止まらない…
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