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休憩
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作詞 空色 |
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まだ日差しの強い
8月下旬
あたしは旅に終わりを告げた
もう疲れたって
あたしの大切なものを
大切に思えないひとのことを
あたしは結局は
傷つけることしかできなかった
自分の譲れないもの
諦めたくなくて
わかってほしくて
認めてほしくて
大切なものを守ることが
こんなにもエゴになるなんて知らなくて
傷つけ続けて
そんなふうに旅は終わった
テスト勉強に明け暮れる
物静かな夜中
君のメッセージを見て
ふと言葉が漏れる
君はいま
何がそんなに苦しいの?
もしかしなくとも
あたしが縄で締め付けてるの?
どうしたのって聞くのは
あまりに無神経かもしれない
けど君がそんなに苦しむ理由が
何かわからないこのもどかしさ
君の叫び声が
今にも耳に届きそう
飛行機の音が
まだ聞こえるこの夜
君の姿が
今にも見えてきそう
木陰に身をひそめて
羽を休めて眠るこの夜
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