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ヒーロー
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| 作詞 氷雨 |
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今よりもっと大きくなったら 強くなると思ってた
今よりずっとずっと 必要とされる存在になるんだ
周りの人の助けなんていらない 僕は強いんだ
もう何度も何度も自分に言い聞かせてきた
もっと大きく もっと強く もっと広い
そんなヒーローになれると確信していたんだ
それを聞いて嘲笑う大人達を
夢を馬鹿にする人たちをいつか認めさせたかったんだ
だから精一杯 頑張った筈だった
いつか必ず みんなが認めるヒーローになるんだ
その夢を笑った奴らをいつか助けてやるんだって思ってた
今よりもっと大きくなったら 強くなると思ってた
それがずっとずっと 小さい頃からの夢だったんだ
周りの人たちを救ってあげるんだ 僕は強いから
もう何度も何度も自分に言い聞かせたけど
現実は遠く すごく遠く 見えなくなった
そんなモンだって言い訳してきたけれど
それを聞いてほらみろと言う言葉が
その声に僕は強く硬く耳を塞いできたけれど
だからそうだ 夢が叶わないなら
今から先の 目の前にいる君だけは助けてあげるんだ
それが大きくなった僕にできる唯一つのヒーローなんだ
僕が何になったって できることは少しはあるんだよって分かったよ
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