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月
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作詞 カルビ |
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毎日毎日組み立てた
月への梯子
兎が踊っている
僕もそれにまぜて
毎日毎日積み上げた
高くなっていく梯子
兎が笑っている
僕もそれにまぜて
僕の汗と金槌を 月が照らしている
新しく足場を造る度に 僕は月に手を伸ばす
憧れた場所は 遠く遠く
伸ばした僕の手 宙を掴む
錆びた金槌 振って振って
僕は地上を後にする
毎日毎日組み立てた
月への梯子
地上で皆が躍っている
僕は振り返らない
木材が尽きた 僕を月が照らしている
半端な場所で 僕の両手は宙を掴む
憧れた場所が 遠く遠く
気付いたら僕 墜ちていく
捉えた月が 歪む歪む
どうしてか僕 生きている
丈夫な僕を 月が照らす
毎日毎日繰り返した
「ぼく」の逃避行
地上で皆が躍っている
ねぇ 僕もそれにまぜて…
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