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古い地図
作詞 結崎小夜
古い地図を見つけた

不器用に曲がった道と 目印の大きな木や花畑
色えんぴつで めちゃくちゃな配色だけど
×のついたところには 確かに僕らの宝物があった
君と僕の、宝物


いつだったっけ
初めて言葉を交わしたの
春夏秋冬?天気は?時間は?
ただ一つ覚えてるのは 君の笑顔と
「ありがとう」の言葉

男の子は男の子と
女の子は女の子と
みんなそうやって遊ぶ中
僕らはいつも一緒にいた
大切なものがいっぱい出来た


ある日姉が言ってた

「大事に思っていても、いつかはなくなっちゃうんだよ」


まだ僕らには、その意味がよく分からなかったけど
失うのをただ恐れて
閉じ込めてしまいたいって思ったんだ

でも大切なものが多すぎたから
僕らはそれを写真に撮ることにした
小さなカメラマン 腕前は最悪
ピンボケするし 端っこ切れるし
それでも 二人の“大切”を閉じ込める事には成功した

最後に 君は僕を、僕は君を撮って
僕らはこれを宝物と呼んで 二人で埋めた

僕らが出会った あの場所に


あれから数年
大きな木も花畑もなくなってしまった

そして君も 今僕の隣にはいない


それでも 
僕の、僕らの大切なものは確かに在るから

この古い地図を持って 
また君とあの場所へ行こう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 古い地図
公開日 2007/07/16
ジャンル ポップス
カテゴリ 友情
コメント 小さな頃大切だったものを、今どのぐらい思い出せるんでしょうか。
結崎小夜さんの情報













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