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子どもの休日
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作詞 結崎小夜 |
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散らかった部屋に ひとりうずくまる
外はこれ以上ない いい天気
やりたいことも やらなきゃいけないことも
たくさん たくさん あるのに
見もしないテレビをつけて
画面の中で動き回る輝きを
ただ ぼうっと眺めているだけ
あぁ 私いつからこんな風になったんだろう
あなたからメールの返事がこないだけ
それだけなのに
あなたはきっとまだ寝ている
それだけなのに
あなたと話さないと
私の一日って始まらないみたい
椅子にかかった昨日のコート
手に取ったら少しだけあなたが薫った
嬉しくなって 寂しくなって
またベッドに体を投げ出した午前10時
甘ったれで まだまだ大人になれない私は
構ってほしくて つながっていたくて
いつでもあなたの傍にいたくて
でも 言えない
だって恥ずかしいから
この子どもみたいな気持ちを
綺麗な言葉で飾ることができないから
あなたと出会う前の休日
どうやって過ごしていたのか もう忘れちゃった
困ったね でも幸せだよ
いつか たまにはひとりの時間がほしい
なんて言う日がくるのかな
困ったね でもきっと幸せだよ
仕方ないから 今はあなたと撮った写真見て
せいいっぱい空元気出して
私の一日 始めますか
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