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まっすぐ
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作詞 waKtaOru |
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いる訳もない場所で
君の姿を探してしまう
不意に
偶然にも何処かで
意図せずバッタリ
そんなミラクルが起きれば
どれだけ楽なことか
何度となく願ってきた
でももし本当に
そんなことが起きたら
俺はどんな顔になるんだろう
君はどんな顔をするんだろう
雑踏のベースノイズ
普段なら煩わしくて
耳元で掻き消すのに
季節限定なマイリスト
でもそこには
重なるライムなんかなくて
虚しさ余って 結局停止
電車が事故ってくらう足止め
でもそのおかげで
落ち着いて息を吸える
手を伸ばしても触れられない
ガラス越しに見える世界が
美しく見える木陰
靴ひもがほどけているのは
だいぶ前から気づいていたけど
今はこのまま走るんだ
この坂を登りきるまでは
裾を噛んでるのだけ
軽くまくし立てて
表面的な日常が
忙しく充実して
身体の休まる時間もない
そんな言い訳のせいにして
また逃げ出そうとしてる
中途半端はいやだよね
でも全てに答えが出せる程
俺はまだ大人じゃない
少しの時間で君との見る空
変えられる程狭くない
ただ今だけは
こうしていることに
もどかしさだけが募る
ちゃんと伝えたい
君の目を見て
空気を震わすこの声で
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