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春空
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作詞 黒い小指 |
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“2009(H21)年03月03日(火)”
君の涙はいつも独りよがり
この間飾ったばかりの花は枯れ
見えない君の夜を思い知る
もういいよ
君が辛いと言うならこれ以上強いるまい
行かなくていい がんばらなくていい
何よりも君が大切だと云う僕の決断をわかって
本音と現実 羨望と自己(おのれ)
殻から出られないまま生きてきて
今でも君は誰? 僕のどこ?なの
はやくして
抱きしめた時の体温が好いと君は言う
何かを確かめるようにと君が触れるから
つい僕は君がひとつも苦しまない幸福が
あるかのように
聞かなくていいことを聴き
知らなくていいことを知り
それでも君は僕の前でひたすらに笑う
君をすべての世界から隔離したくてたまらない
生きなくていいときがあるよ
たとえば、こんな瞬間(とき)
もういいよ
君が辛いと言うならこれ以上強いるまい
行かなくていい がんばらなくていい
何よりも君が大切だと云う僕の愛情をわかって
春初めの雨が降る
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