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告白
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作詞 黒い小指 |
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あなたはあたしの事なんて露程も知らないけど
あたしだって大した興味もないからそれでいいの
だって今更あなたの隠れた性格を知った所で
幻滅出来るわけじゃない
あなただって同じなのでしょう
期待なんてするだけ無駄
悪いこと程手を出してみたくなるのはなぜかしら
それが偶々大麻(たいま)より手に入りやすかっただけ
それなのに薬物より性質(タチ)が悪いみたいで
日々 侵食によりあたしの身体は崩壊寸前
退屈と云う詰まらないことが何よりも嫌いで
その点あなたは話題に事欠かない人だった
つまりはあたしは至って普通な芸も持たない女
だから好きになったのです
あなただって同じなのでしょう
自分にないものを求めて
最初戸惑ったのはあまりにもあなたが寛大で
噂はやはり噂と あの時笑ったのはその所為
自信なんてないけれどあなたがそう言ったから
あたしは唯眩しい空を見上げて泣くのを堪えた
何とも想わない振りをする 心の中で愛を歌って
心で喜んだのを隠して あたしも言葉を伝えたいの
「嫌いじゃないよ」
あたしはこんな自分が好きじゃなかったから救われたんだよ
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