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命懸
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作詞 黒い小指 |
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取り出して洗えない 乾いた眼をして
酸素を受け入れない 動かぬ肺から
あたしの唇はあなたで生を保っていた
生きた心地がしないのは其時まで
似非(えせ)のような二人だった
真似事ばかりでつまらないレプリカ
あたしは可愛そうに生きるからあなたは満足しながら生きてね
「愛など持たぬように」
闇を持参するため 小指を黒くして
光を身に射すため 気管を塞いだ
あたしの五感四肢はあなたの声を待っていた
生きた心地がしたいのは此時から
愛されたい二人だった
面倒臭いことは全部取っ払って
あたしが絶頂の中で死んだらあなたは後悔しながら死んでね
「愛も知らないままで」
Yes but so what?
あなたに好きだと云えるのは
便宜の良い恥ずかしがり屋で正直な心臓だけ
でもそれでいいの 「愛に殺されないよう」
Yes but so what?
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