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By Love
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作詞 黒い小指 |
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“2008(H20)年10月28日(火)”
デートはもっぱらゲーセンかバッティングセンターで
「ホームラン打ったらキスな」っていうお前の約束を
俺が嫌がってみせたのは強がりだ
隣に立つ女がやけに小さく感じて
まだ気にしている自分に腹が立つのがわかる
このフェンス越しに知ったアツい熱
未だにお前のことが好きなわけじゃない
お前に刻まれた鋭く深い痛みをこの体が忘れられないだけ
どうせお前はそれが普通と可愛い女の子にさっさと乗り換えたんだろう
俺だって願いが叶うなら 今だってたったひとつだよ
不倫だとかセンコーと生徒だとか
そんな秘密の関係に酔ってる場合じゃなくて
ペアリングを薬指にはめられなかった
お前と結ばれる資格が欲しかった
馬鹿みたいに毎夜ただただ深い想いだけを抱いて眠り続けていた
今お前が何処にいるとか誰といるとか何してるとかどうだって良かったんだ
だって自分が遊ばれたなんて思いたくないんだよ
長い髪、大きな瞳、小さな背、守りたくなるような声
どうだか 傍から諦めていたのかも知れない
勝算など最初から在りはしない戦いだったろう、なあ
未だにお前のことが好きなわけじゃない
お前に刻まれた甘く深い痛みをこの体が忘れられないだけ
どうかそう思っていてくれ
ただ俺の言葉に何ひとつ嘘はなくて 「じゃーな」って言ったのは俺で
次の約束をしなかったのも俺で 俺は今笑っているのだから
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