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生死(いし)
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作詞 黒い小指 |
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―永遠の愛のかたちをとくと教えて
それだけ在れば僕は信じて生けるから―
掌に触れるたびに落ちるものがあった
手の内に入ったと喜ぶ 束の間の落胆
君もそのひとつなのだろうか?
―永遠の愛のかたちをとくと教えて
それだけ在れば僕は信じて生けるから―
常に笑顔 変化することのない温度に
僕は安心して眠るだろう 君のように
裏切りに騙され果て苦しむのは御免
思い出しては「忘れる」と呟く 悪夢だ
どうか、君はそのひとつにならないで
―永遠の愛のかたちをとくと教えて
それだけ在れば僕は信じて生けるから―
爪と唇の色が僕と違うけれど
気にしなくていいね 他に人はいないのだから
夢を見る 君の夢 忘れない涙声
全てモノクロに映った世界 その中で
唯一綺麗な赤色は君の心臓だけだったっけ
僕を愛したままの君はこうしてここに逝る
―僕には変わるはずのない君がいる―
常に笑顔 変化することのない温度に
僕は安心して眠るだろう 君のように
―永遠の愛のかたちをとくと教えて
それだけ在れば僕は信じて逝けるから―
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