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初雪
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作詞 黒い小指 |
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“2007(H19)年11月15日(木)”
3階の教室 ストーブに近い一番後ろの席で
今年の初雪を 濡れた窓の奥から眺めてた
体を乗り出した窓から見えた 5つの雪だるまたち
気が早いね 車に乗った雪を掴んで 雪合戦
どれだけの冬を過ごしてきたんだろう
僕はもう 雪を喜べるような年じゃなくて
だけど はしゃぐ君に笑いかけてたね
もう一度 空から降る軌跡を信じたくなったんだよ
ひとつのマフラー ふたりで巻いたら短くて ふたり
「愛が足りないからだよ」と笑ったのを覚えてる
ねぇ ホント?
冷たい手をどうやって温めよう? 手袋を片方づつとか
ドラマみたいに 大きなポケットに「お邪魔します」
どれだけの冬を過ごしてきたんだろう
僕はもう 雪で遊べるような年じゃなくて
だけど はしゃぐ君を羨ましく思う
もう一度 空から舞う軌跡を信じたくなったんだよ
息を吐えば あなたの笑顔が見えた
どうして僕等 隣を歩いているんだろう
理由なんていらないぐらい それが当たり前になってた
どれだけの冬を過ごしてきたんだろう
僕はもう 雪を喜べるような年じゃなくて
だけど はしゃぐ君に笑いかけてたね
もう一度 空から降る軌跡がを信じたくなったんだよ
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