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彼の彼女
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作詞 黒い小指 |
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彼女は泣かなかった
彼女は悲しまなかった
まどろんでいた光が 彼女の強さだと分かったのは
「東京の空は高い」と呟いた時だった
痛みだけを引き連れ 赤付く足の裏に跡が残ったのは
東京の地を歩いているから
サインを出し点滅した先で 返事をしたのは
誰かも分からない指先のペンライトだった
時が止まったHERO シャッターが下ろされた瞬間に
笑った彼女が大好きです
私が動かなくても 何もかもが進んでいく
誰のおかげか 今更分かりました
彼女の背中を何度か目で追いかけて 核心した
MEじゃダメだったんだね
彼の不機嫌の理由が分からなかった
彼女が背中を向けた理由、
「泣かないで、」
この声は 届かない
彼女は泣かなかった
彼女は決して泣かなかった 私達の前では、
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