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契約の接吻(キス)
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作詞 黒い小指 |
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“2007(H19)年07月03日(火)”
繋ぎの糸は 赤く赤く 色付けされてから時を経て
届ける前に 切れぬようにと 純黒へと手を伸ばす
聖歌に捧げられ 恋焦がれ 髑髏には契約の接吻(キス)を
この命果てるなら、お前と共に。
忘れじのキスに 目を覚ました神は 漆黒の羽を差し伸べた
飛び方も知らない少女は それから一度 髑髏に接吻をした
生まれし我が侭に云われまま 永遠という名の死を選んだ
一生一緒だからねと微笑まれ 彼は切なに信じ 頑なに考えずいた
正しいことなど分かり得ない されど ならば貴方を失うことなかれ
異世界の愛を築き、最期は、この手でお前を殺す。
血吹雪から現れし幻影 出遭う為には何を犠牲にしてもと
忘れし記憶に 思い出の頁 全ては未来永劫を求めた故に過ぎず
動かぬ心臓 刻まれる愛 廻り廻って 次何時会えると約束しようぞ
自らの手で愛する者を絶たせ 嗚呼 その先にあるものは死ではない
授かりし羽の意味は 天使など小可愛いものではない
名を求めるならば、“悪魔”とでも、呼べば満足だろう。
間違いを嫌うならば 神に愛されればいい
さなれば 全てが其の者によって成された 契約のもと 髑髏に接吻を
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