|
|
|
残声 −声だけが、いつまでも。−
|
作詞 黒い小指 |
|
“2007(H19)年06月26日(火)”
もう 死んじゃいそうになるんならさ
(もちろん 死なせるつもりなんてないけど)
俺を殺して 俺を1秒でも先に殺して
お前がいない世界になど 0.1秒でもいたくない
お前に殺されるなら まだ快感とでも言えようか
躰を支配する赤い痕も
苦しみと共に括りつけられた金属も
体力を奪い続ける疲労感も
お前を失う痛みに比べれば 何でもない
浮かんでくるんだ その名前が
だから許されるなら お前に 抱かれていると
少しでも錯覚できれば それだけで充分だ
細い身体が 哀しみの支配 キミは笑った
赤い線の跡が 衰弱の印 キミは笑った
添えられるだけの掌が 離れてく キミは笑って
「―もう嫌いだよ。だから、忘れてね。」
巻き戻しのスイッチ 戻らない時間
巻き戻されたテープ 残り得た時間
どうせならさ 愛の言葉でも 言ってくれればいいのに
お前に縛られたまま 愛されたままでいたかったよ
なぁ、聞えてる?
|
|
|