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光ナキ場所
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作詞 黒い小指 |
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同情されると余計に自分が惨めになる
だから いっそ居ないみたいに
気にかけてくれなければいいのに
一度話しかけたら ずっと話し続ける
そうしないと忘れてしまうから 話し方を
自分の顔を 恥かしさを
隠すようにして
ただ真っ黒いだけの髪を伸ばして
僕は今までだって独りだったから
そしてこれからも
だから だいじょうぶ
何が怖いんだろう
何もないのに
一瞬にして奈落の底へ落とされて
必死で手を伸ばすくせに 声は出せないまま
枠にはまるのが嫌で
だけどはみ出すのも嫌で
矛盾だらけで正義を気取った僕
いい仔ちゃんなんてつまらない
だけど裏切れるほどワルになんてなれなくて
妄想と理想を募らせてばかり
嗚呼、もうこんな時間
もうすぐ朝がくるはずなのに…
やっぱりまだ奥底で汗を流して
僕のまわりは暗いまま
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