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最低最悪、一年D組。
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作詞 黒い小指 |
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“2007(H19)年3月23日(金)”
桜なんてもちろん咲かずの北海道の3月
早く早くと急かしたのは 花咲じゃなくて
このクラスから離れること
全然良いことなんてなかったよね
授業中に私語してはその度に怒られて
行事にまともに参加しなくて最下位決定
合唱になればイタズラし合ってバカ騒ぎ
いじめなんて日常茶飯事
さっきまで笑っておしゃべりしていたかと思えば
急に無視して膨れっ面で離れていく
今度は指差し悪口言って そこまで友情は脆いのね
「ウザイ」と言えば
「キモイ」で返事
「死ねば」と言えば
「殺せ」で返事
身長高くてほのぼの先生
今までお疲れ様でした
最後の終了式の日にまで
男子は色々問題起こして
とうとう今日も一人欠席
不登校児もめずらしくない
おかしくなったと騒いだのは何ヶ月か前
今はそれにすら気づかないくらいで
笑っちゃうよね
寂しいねの一言すらないこのクラス
2年生最初の日もこのメンバーで会うと知って
もちろんブーイング
雪どけ気分でお別れの3月
消えた雪と一緒で 涙はないのよ
今日でお別れ バイバイ
もうなにも願わない
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