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アストロマン
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作詞 彗華 |
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君は覚えているだろうか
暖かな母の温もりと
家族のたくさんの笑顔を与えた
生まれた日のことを
君の最初は繭にこもった
未熟なままの胎児の姿
あまりの突然の出会いに
僕は慌てふためいた
冷たくなっていく君の身体を
祈るように撫で続けた
やっと君の声を聞いたとき
僕は泣きそうになった
大切なものは何かと言われて
今はちゃんと答えられるよ
1から0にすることは簡単だけれど
0から1にすることは出来ないんだ
解りきったこの世界の秩序を
僕は少しは解った気がするよ
君と出会って一年になった
次第に大きくなってく君は
今じゃ我が物顔で僕の椅子に
座ってどきやしないね
君は鼻がつぶれていて
耳も丸まった変な顔だ
そんな君に僕らが付けた名前は
「アストロマン」カッコいいだろ?
嬉しいことは何かと聞かれて
今はちゃんと話ができるよ
掛け算をすることは簡単だけれど
1×0をすることは考えたくない
今限りあるこの命と共に
僕は君と時間ーときーを共有するよ
テレビには映らない ほんの小さな出来事に
大きな喜びがあるんだ 大きな幸せがあるんだ
僕は君に感謝してもしきれないよ
0から1になるときは暖かく迎えて
1から0になるときは一緒に迎えたい
解りきったこの世界の終わりまで
僕とは君と過ごしていくよ
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