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アストロマン
作詞 彗華
君は覚えているだろうか
暖かな母の温もりと
家族のたくさんの笑顔を与えた
生まれた日のことを

君の最初は繭にこもった
未熟なままの胎児の姿
あまりの突然の出会いに
僕は慌てふためいた

冷たくなっていく君の身体を
祈るように撫で続けた
やっと君の声を聞いたとき
僕は泣きそうになった

大切なものは何かと言われて
今はちゃんと答えられるよ

1から0にすることは簡単だけれど
0から1にすることは出来ないんだ
解りきったこの世界の秩序を
僕は少しは解った気がするよ


君と出会って一年になった
次第に大きくなってく君は
今じゃ我が物顔で僕の椅子に
座ってどきやしないね

君は鼻がつぶれていて
耳も丸まった変な顔だ
そんな君に僕らが付けた名前は
「アストロマン」カッコいいだろ?

嬉しいことは何かと聞かれて
今はちゃんと話ができるよ

掛け算をすることは簡単だけれど
1×0をすることは考えたくない
今限りあるこの命と共に
僕は君と時間ーときーを共有するよ

テレビには映らない ほんの小さな出来事に
大きな喜びがあるんだ 大きな幸せがあるんだ
僕は君に感謝してもしきれないよ

0から1になるときは暖かく迎えて
1から0になるときは一緒に迎えたい
解りきったこの世界の終わりまで
僕とは君と過ごしていくよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル アストロマン
公開日 2009/09/29
ジャンル ポップス
カテゴリ 家族
コメント 家の猫の「宇宙人」から書いた詩です。
早産の未熟児で命の危機に瀕してたのに今では家の中を跳ねまわってるので、ふとこんな詩が生まれました。
彗華さんの情報













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