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らくがき
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作詞 fake |
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気づけば僕も日々に慣らされて
悲しみの旅立ちを忘れていました
それがいいことかは分からないけれど
少しだけ胸が苦しいです
「さようなら」の後には
「はじめまして」があって
吹き飛ばされてしまう過去
背負って行くには重すぎて
捨てて行くにはもったいなくて
僕はどうすればよいのか分からずにいます
押入れにしまった思い出を
部屋の掃除のたびに巡らせて
思い出し笑いをする時
ノートにあった
落書きのような日々は
もう目の前にはないけれど
僕にもあった
それだけで
僕は大切なときを過ごしたのだと
気づくのです
いつかまた今日のように
今日を思う日が来るかと思うと
僕はこぼれる笑みを隠すことすらできないのです
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