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秋奏歌
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作詞 misa |
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目が覚めて窓を開けて長袖を着ようと思った朝
どこまでも澄んだ空気の匂いと乾いたクラクションの音
またちょっと寂しい秋が来たんだなと頬で感じる
抜けるような青空はキミのところまで続いているだろうか
少しだけ開けた窓から空を見上げ思ってみる
冷たいコーヒーか温かいコーヒーにするかひとり迷う朝
もうすぐキミに会いにいくよ
着替えの長袖を持ってコーヒーカップをふたつ持って
まだ秋の入り口だから
冬の訪れにはまだ早いから
冷たく凍えて動けなくなる前に
きっとキミに会いにいくよ
久しぶりに夜更けまで話した声がちょっと疲れていて
そんな時はそばにいて柔らかく抱きしめてあげるのに
小さな受話器からは手のひらさえ届かない
満月の明かりが射し込むように半分開けた雨戸から
あのスクリーンで見た星の瞬きが映っているのを
遠くのキミにも見えるだろうか
もうすぐキミに会いにいくよ
真ん丸の月と輝く瞬きを次の土曜には一緒に見よう
もっと解り合うために
もっと触れ合うために
ずっとずっと忘れないように
きっとキミに会いにいくよ
キミの声がすぐそばで
キミの手が伸ばせばそこに
振り向けばいつでもキミがそこに
大好きだよ
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