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Virus
作詞 suzu
君は一人しかいないのに 夜の数だけ見るんだ
星の光も届かないところに手を伸ばして
閉じた眼を開いて 届かないことを知る

僕は一人しかいないのに 星の数ほどいるんだ
夜の光は昼間のそれより価値があるはず
醒めた眼を逸らして 代わりがあると気付く

きっと誰でも生まれた時から持っていて
多分どこかで失くして
再び二つでひとつになれるんだ

それは口から口にだけ渡せて
ひとりだけではつくれなくて 怯えるほど近づきたくて
自分の中にあると知っても 容易く手に入りはしないんだ


一番近くにあるのに一番遠くにあるよ
それは何かの拍子で壊れてしまっても また元通りにできるよ
それを知った苦しさと知らない悲しさは 君がいないと知れないんだ


それは君から僕にでも渡せて
それは僕から君にでも渡せて
ひとりだけではつくれなくて 優しさから遠ざかって
自分の中にあると知ったら 誰の中にもあることを知るんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Virus
公開日 2009/09/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント タイトルは英語読みです。
多分自分なりにラブソングのつもりで書きました。
suzuさんの情報













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