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ペルソナ
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作詞 suzu |
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寝室の窓から光が差し込んでいる
最初に浮かんだ君の顔 その口と言葉と声が重なって意味を成す
閉じていた目を開いた
おどけたピエロを演じてみせるふりをして
歪んだ景色を記憶の音で補えてた気になって
追い抜かれた現実さえ理屈に当てはまらない危険を孕んでいる
それでも在る筈のない答えを探して
僕は君を知ってるよ
開かれた部分もその逆も そのどちらでもない部分があることも
君だってそうだろう
ふと漏れた溜息の理由を知らないでいるふりをして
軋んだ心を形や色で取り繕えた気になって
置いて行かれた枢軸は実状にそぐわない領域を侵している
それでも揺れる筈のない光を求めて
僕は君を見れないよ
隠された部分もその裏も そのどちらでもない部分があることも
君だってそうだろう
割られた窓にカーテンがかかっている
中から顔を出したのは耳を塞ぎたくなるような不協和音
目蓋の裏を見つめた
どの形の窓にどの色の光を当てればどの音が跳ね返ってくるのだろう
そのどれもがひとつじゃない ひとつがひとつであることを超える
僕は君を知りたいよ
開かれた部分もその逆も そのどちらでもない部分があることも
君もそうなら
寝室の窓から光が差し込んでいる
最初に浮かんだ君の顔 その口と言葉と声が重なって意味を成す
閉じていた目を開いた
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