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夜の錯覚
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| 作詞 奈 |
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君を求める手が宙でさまよい
空気抱きしめる僕
痛ましくて
君の居ない世界なんて要らないから
有り余るほどのこの感情
君が好きという想い
海より大きく空より高くのぼりつめてく
溢れる気持ちは止まることを知らず
針が真上を指すその前に
今すぐ君の元へ
淡い恋心は小さく儚く光る星のようで
果てし無くつのる想いは天にも届きそう
行き場を失いひしめき合う僕の心は
先も分からず漂い続けて
「一刻も早く会えれば…」
虚しく疼く胸に切なさを憶え
君の存在と僕の想いに目を伏せた
暖かな風に 散りゆく花に
おちてく花に 降り積もる雪に
君への愛を乗せて
生命＜いのち＞の息吹が吹き心を揺らす
そして君と会えたら
届かないもどかしさが心地良かった
夜空に浮かぶ月に君を重ね
最後にそっと指を絡めよう
眠りについたらまた あの場所で
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